ドリーミング村上春樹 桐生上映会

ドリーミング村上春樹

2020年3月20日(金・祝)

 

二回上映します。一枚のチケットで、どちらかの上映を鑑賞していただけます。

13:40 開場  14:00-15:00

15:40 開場  16:00-17:00

桐生市市民文化会館 スカイホール

特別鑑賞券 500円

桐生市市民文化会館 プレイガイドにてお求めいただけます。

プレイガイド(09:00-22:00 毎週火曜日休館) 0277-22-9999

 

2020年 ハリネズミを想いつつ

 

 

あれこれ試すはキツネのならい

受けて流すはハリネズミ

なすべきことは迷わずに

     アルキロコス

 


2020年

ひきこもりに磨きをかけて

不器用なふるまいを頼りに。

キツネの試行錯誤より

ハリネズミの一本道を。

山田耕司

山田耕司 句集『不純』

山田耕司 第二句集『不純』

プロデュースは佐藤文香さん

表紙画は山口晃さん

装幀 松田行正さん 杉本聖士さん

2018年8月初頭にリリース。

ISBN  978-4-86528-206-1
販売価格 定価:本体1500円+税
発行元 左右社 発行日 7月31日

 

『天の川銀河発電所』

1968年以降に生まれた、いま最もイケてる作家による現代俳句アンソロジー! 自身も気鋭の若手俳人である佐藤文香が撰者となり、【おもしろい】【かっこいい】【かわいい】の章ごとに18人ずつ計54人の作品から選句。頼れる俳句の先輩・上田信治、小川軽舟、山田耕司と対談した「読み解き実況」も掲載しています。

左右社 ホームページより

(掲載作家)
【おもしろい】
福田若之/生駒大祐/北大路翼/阪西敦子/鴇田智哉/高山れおな/小津夜景/相沢文子/宮本佳世乃/小川春休/西山ゆりこ/トオイダイスケ/小川楓子/野口る理/中山奈々/村越敦/黒岩徳将/宮﨑莉々香

【かっこいい】
堀下翔/藤田哲史/藤井あかり/髙柳克弘/村上鞆彦/榮猿丸/五島高資/九堂夜想/田中亜美/中村安伸/曾根毅/堀本裕樹/岡田一実/十亀わら/鎌田俊/矢口晃/三村凌霄/大塚凱

【かわいい】
小野あらた/外山一機/西村麒麟/田島健一/関悦史/津川絵理子/日隈恵里/長嶋有/矢野玲奈/髙勢祥子/津久井健之/澤田和弥/南十二国/佐藤智子/神野紗希/越智友亮/今泉礼奈/山岸冬草

誰だかわからない 「クプラス」3号

 

蓑虫よ靴は盃ではないとあれほど
両腿に挟まれてゐる顔の秋
虫かごをまたぐときの声だよそれは
朝顔やゆるしはないが耳を咬む
日輪にまつ毛は無くつても秋冷
秋の虹はたらけよいいから働けよ
暗きより出てその腕が菊人形
にんげんに育つて浮いて秋の岸
知命だもの穴まどひなどせぬつもり
腋に毛の剃るほども無く声の鹿
ゆく秋の口よりお湯が出るしくみ
お月見や脱ぐと誰だかわからない
んの字にしやがんで待つよ焼秋刀魚
手を握ろう団栗なんて捨てちやつてさ

黙りなさい  「円錐」73号掲載

鶴飼はれどなたさまであれ着衣
長考の白さの蛇よ穴を出て
とことはに踏む霜柱押す呼び鈴
万里霞み口中霞む独りかな
白梅よ散りなさい廃船よ黙りなさい
生クリイムをいぢめてをるのだ山笑へ
九九唱ふ晩霞の檻のこちら側
去る魚のまだそこにゐる寒さかな
胎児にもまつ毛ありとや草に雪
涅槃西風ゆりかごには片脚しか入らず
春暑しその牛はどの牛だつたつけ
等高線すなはち曲線彌生雨
春の日や壺はうつろに耳ふたつ
椿咲きやまず手綱に馬は無く
末黒野や知らない家族また出てくる

「円錐」第73号(2017年4月30日発行)掲載