織田亮太朗 「■■者」

白泉賞 (今泉康弘推薦 第8回円錐新鋭作品賞)

我が■■を耕す諸君に告ぐ
感情力学の■■に芽吹く
自我と■■観の分離に霞
飛花落花階級国家■■化
脳髄を■■色に滴りぬ
無辜の民として■■性の蟻
■■派反■■派皆裸
権謀術数の火蛾又は■■
世論操作せる■■の耳涼し
苦笑ふ■■態とらしく虹
■■式無知蒙昧を踊りけり
案山子の両手両足両首に■■
曼殊沙華型■■暮れ残る
害虫益虫■■虫虫虫虫
月の警察の襟章にも■■
■■種一代雑種吹雪けり
雪眼にて事実検証後の■■
罪状は■■と告げたる霜夜
瘦身の■■省を出て四日
非■■の中も■■石鹼玉